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天津へ 4/13、14

 その後、D氏の車での案内で、天津へと向かった。
 大陸を陸路移動するのは、わくわくする。
 どこまでも道はまっすぐに続き、そのあいだずっと田畑が続く。この面積をすべて耕作地にしているのだから、中国のスケールには圧倒される。


 天津の街は、古い租界地の面影を残し非常に美しい。


 空気も北京に比べるとまだきれいである。とはいえ、大陸特有の濃い黄砂で、のどがやられるのは仕方がないが。
 天津のホテルは、町中の4つ星ホテル。
 ここはなかなか快適であったが、サービスがおおざっぱで中国を実感する。たとえば、アイロンを頼んでも1時間たっても持ってこない。ウェイクアップコールをすれば30分遅れる。とはいえそのいずれもちゃんと謝ってくれたので。オーストラリアで経験したオージー流のおおざっぱさに比べればまだまだ丁寧といえるだろう。さすがは心配りの得意なアジア圏なのだ。
 天津では、日本人ばかり6人集まった会に混ぜていただき、日本料理をいただいた。
 海外でこれだけうまい日本食が食えるのは幸せだ。
 ところでこの夜には問題が一つだけあった。深夜、ちょいと腹が痛くなってしまったのだ。
 いろいろ思い返してみるに、どうも北京で自分でわかして飲んだお茶が加熱不十分だったらしい。
 中国では水道圧が足りず、特に昼間には上水に下水が混じることがある。思え返せば、お茶を飲んだのは午後早く。どうも北京の部屋ににおっていたのはそのにおいであったようだ。
 とりあえず、日本から事前に処方されていた抗生物質を飲み、何とか乗り切ることを狙う。
 まだまだ旅は5分の1を過ぎたばかりなのだ。


 翌日は、今回の目的地であるS社さんへと向かった。
 ここは非常にいい会社さんで、以前にも、2年ほど前の会社設立直後にお世話になっている。
 ちょっとした仕事の話と取材を済ませた後会話に花を咲かせたが、この2年間でのみなさんの活躍はまさに獅子奮迅の模様であった。また、そこで合流したCGスタジオのA社さんも大活躍をしている模様。安穏と日本でモノを作っているだけの自分の姿に引け目を感じる。
 もっと前に出て戦わなければと強く思った次第である。
 その夜は、ちょっとしたパーティに混ぜていただき、おいしい中華料理をいただいた。
 食事後は飲みながら深夜まで中国CGビジネスについて語り明かした。
 A社の人が非常に酒に強く、久々に酔いつぶれてしまって最後の方の記憶が飛び飛びなのが少々不安だ。
 酒の力で失礼なことを口走っていないといいが……
 今回の旅のどこかで、ご挨拶と無礼のお詫びメールでも送ろうと思う。
2009-04-18_07:47-teduka::General

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