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筑波サーキット走ってきました

 サーキットには、学生時代に友人に連れられて何度か行った事があるのですが、当時はその貴重さがあまりわからず、足が遠のいてから、かれこれ十ウン年。
 筑波サーキットが無料で体験走行会をやっていると聞いて、取りあえず参加してきました。

 ワーキングプアーを地で行くアニメ業界に籍を置く赤貧の身としては、無料、というところに心引かれたのは言うまでもありません。
 普通の走行会だと、2〜3万円はかかりますからね(^^;


 折しもこの日は雨。

 我ながら、少々フテ気味の顔ですね(^^;
 しかし、レースは熱く展開されていました!
 体験走行会は、バイクレースの観客動員も兼ねて行われているのですが、このレースが熱い!
 特にこの日注目なのは、ST−600級。筑波スーパーカップ選手権の第2戦に当たります。
 このレースには、若干15才の新鋭、近藤湧也君が、優勝候補として参加していたのです。

 雨の中、若者たちの乗るモンスターマシンたちがパドックに集っています!


 そして、いよいよ決勝レース開始!

 しかし、なんということか、第二ヘアピンで3台が絡む大クラッシュが発生し、レースは30分後再スタートとなってしまったのです。とにかく、季節外れの寒さと霧雨が、完全にライダーたちとメカの調子を狂わせているのです。
 幸い、大きな怪我人は出なかったようですが、3チームのリタイアという状況での再スタートとなりました。

 リタイヤ続出の激戦の中、近藤湧也君が優勝!
 シャンパンファイトでは、当然飲めない近藤君を、先輩ライダーたちが狙い撃ちしていたのが面白かったですね。

 というか、免許を取れる年齢になる前にこんな大会で優勝するんだから、大したものです。


 その後のレースも波乱含みの展開。
 最終レースのGP125に至っては、スタート前に温度が上がって路面が乾き、スリックタイヤで出たところで……なんと、急に気温が下がって雨が降り出したため、大多数のチームがクラッシュ、という凄まじいレースとなりました。
 なにしろ、メインストレートに帰る度に、トップ陣がほぼ全滅しているような有様。
 そんな中、スタート26位の選手が5位入賞するという大健闘を見せ、大きな拍手を貰っていました。
 マシンにもスーツにも一切の広告が貼られていないような若いチームが多数入賞していたのも、印象的でした。


 え? せっかくのGP125の日記記事内容がなんか薄い?
 いや、実はGP125の表彰式の時、私はブリーフィング中だったのです(^^;
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 筑波は、上記のようなコースになっています。
 世界でも珍しいかなり狭いサーキットなのですが、その狭さを生かした、面白いコース設計になっています。
 今回の体験走行会では、メインコースである、コース2000を4周+1周走ります。(サーキットでは、チェッカーが振られてから一周する規則のため)
 ブリーフィングを終えて、車の中で待機中。

 体験走行会では追い抜き禁止の全コースイエローフラッグ状態のため、まあ、大したこともないのですが、久々のサーキットで緊張します(^^;
 普段付けっぱなしの車載電気機器を一つずつ消す度に、緊張感が高まるんですよね。
 サーキットは、この感覚が好きです。
 ちなみにうちのプジョーは、エアコンを切るとエンジン温度が上がるため長時間走行できない妙な性質があります。でもまあ、5周だったら全然問題ない……はず(^^;
 でも、エアコン付けたまま走ったら、いくら何でもパワー不足でえらいことになることは火を見るより明らかですから。


 そして、いよいよ走行開始!

 いやー、やっぱりサーキットはいいですね!!
 最高!!!
 あいにくの雨で、そこいらの高速道路よりも遅いくらいの速度でしたが、速度を出すために設計され、作られたコースを走るというのは本当に素晴らしいものです。
 それに、筑波は短いながらもテクニカルなコースなので、低速でもちゃんと走るにはそれなりのテクニックが求められるのも良いところです。オートマATを、ディプトロニクスモードに切り替えて、セミマニュアルで楽しみました。
 ヘアピンでは、無理しない程度にやや速い速度を何度か狙ってみましたが、プジョー206SWのずんぐりむっくりな外見の割に、案外粘る事がはっきりと判ったのも貴重な発見。
 この車の滑り出し直前のサインや挙動も少しわかったので、今後、普段の事故防止にも役立ちそうです。
 普段は、交通ルールや安全を守ることに必死で車の挙動にはそんなに気をかけられませんから、こうやって車の声を聞いてやる経験って、貴重なんですよね。


 それにしても、ああ、いつかは体験走行じゃなく、ちゃんとコースを走ってみたいなあ。
2008-06-01_03:44-teduka::General

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