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 そもそも、今回の件で一番うさんくさいのが、その逮捕の時期と言われています。
 なぜなら、わざわざ国会開催前の不逮捕特権の発生しない時期を選んでいる、というのがその理由です。
「特捜部は不逮捕特権が発生するからその前に逮捕した」というのは一件まともそうな言い分ですが、裏を返すと「特捜部は逮捕許諾請求を出して国会に説明責任を果たす自信がありません」ということになります。
 実際、この国の国会は、鈴木宗男先生に対するあからさまに怪しいところのある逮捕許諾請求に対してすら、与野党一致で許可を出してしまうくらいに捜査に協力的な国会です。その、捜査に甘い国会での説明責任を通す自信すらないというところが、もっとも怪しいところなのです。


 本来、ちゃんとした捜査をしているのであれば、特捜部は妙な駆け込み捜査ではなく堂々と国会開始後に逮捕許諾請求を出して、その上で正面から国会において捜査状況を説明して逮捕許諾を得るべきであったのです。
 それなのに、強制捜査で全資料を持ち帰った翌日に「証拠隠滅の恐れあり」で「逃亡の恐れあり」として逃げも隠れも出来ない公人である国会議員をこそこそと逮捕するあたりが、極めてうさんくさいと言わざるを得ません。
2010-01-19_15:58-teduka-C(0)::Politics

 「『新撰組』化する警察&検察&官僚がニッポンを滅ぼす!」として、フォーラム神保町の第二回目のイベントが開催されました。
 私は残念ながら、ぎっくり腰のため自宅でネットからの参戦と相成りました(^^;
 後ほど、このネットには全ノンカット録画が載りますので、是非ご覧ください。
http://opinion.infoseek.co.jp/article/721


 このフォーラム神保町は、我々メディア関係者向けの勉強会で、はっきり言えば、元々は反小沢的立場の人が多い集団です。(まあ、小沢先生は、決してマスコミと仲がいいとは言えませんから(^^;)
 実際、今回のパネラーも、あの田原総一朗氏、民主党に叩かれて検察にとっつかまった佐藤優氏、同じく民主党に叩かれて検察に捕まった鈴木宗男先生、民主党の天敵とも言える一水会の木村氏、などなど、決して民主寄りとは言えない人たちによるイベントです。
 しかし、そうした立場にもかかわらず、去年の西松事件からの検察の暴走は、戦前の検察ファッショに酷似しており、メディア人として目に余るということでこうしたイベントを開いておられます。


 今回も内容は極めて充実しており、問題の本質が「民主選良よりも試験選良を主張して、マスコミの虚報を利用して世論操作を進める検察は危険である」という切り口でのイベントでした。
 かなり勉強になりますので、是非、録画が載り次第見てください。
 大体3時間になるはずです。


 なお、このイベントの雰囲気は、私のツイッター
http://twitter.com/tezukakazuyoshi
 あるいは同イベント公式ツイッター
http://twitter.com/#search?q=%23ISOP
 ……を見ていただければ分かるかと思います。

 それにしても、ツイッター上で、このイベントを見ているにもかかわらず、このイベントへの参加者を民主支持者だ小沢派だ左翼だと言って罵って本質論を見ようともしない人がごく一部いるのにはため息が出ました。
 熱烈な自民支持者の田原総一朗氏や、民主党が牢獄に追い込んだ佐藤優氏や右翼団体の一水会木村氏が、民主党支持であったり、ましてや小沢支持であったり、間違っても左翼であるはずが無かろうに。
 大多数のメディア関係参加者の理解している全体の流れだけでなく、そうしたごく一部の反発コメントからも、本当に検察の洗脳は、行き届いているのだな、という恐怖も感じられるかと思います。
2010-01-19_04:18-teduka-C(0)::Politics