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 昨晩の検察記者クラブマスコミの手帳騒動に関して、地方紙の報道現場の方からも疑問の声が出ています。


北海道新聞東京編集局国際部の高田昌幸記者のブログ。
http://newsnews.exblog.jp/13576849/
「事件報道自体の量的抑制が必要だ」
「しかし、普通の記者なら(記者でなくとも)疑問を持つ。あのホテルは、私の今の職場にも近く、時々利用するが、ロビー階の喫茶店は吹き抜けであり、大勢の人が出入りする。おまけに喫茶店をぐるりと取り囲むような回廊が上部にあり、回廊からは喫茶店をぐるりと見下ろすことが可能だ。どこからも丸見えなのである。およそ、秘密の会合に相応しい場所ではない。しかも、よく知られているように5000万円は重さ5キロである。そんな場所で、そんな嵩張る・重いヤミのカネの受け渡しなどするのだろうか。」
「そんな疑問を感じていたら、案の定というべきか、午後になって、問題の手帳は2005年のものだった、という報道が出始めた。「2004年10月15日の欄」に「全日空」の記載があった、という報道の事実上の撤回・修正である。しかも、「全日空」の記載は「4月」だったという。年も月も、水谷元幹部の「供述」と全然違っているではないか。それに「05年4月」は、大久保秘書が5000万円を受け取ったはずの日だったのでは? もう何がなんだか、の大混乱である。」


 思い返せば確かにANAインターコンチホテルは、そういう構造です。確かにとてもではないけど、そんな目立つ紙袋を受け渡しするような環境でもなければ、秘密の会話が出来る場所でもありません。
 本当に、何が何だか、という感じです。


 また、今回の検察記者クラブマスコミの暴走部分だけでなく、この高田記者が仰られているような「事件報道自体の量的抑制が必要」と言う論には注目すべきかと思います。
 日本の大手マスコミが、すべてスウェーデンのタブロイド紙を遙かに下回るレベルであるというのは嘆かわしいことです。
2010-01-26_11:28-teduka::Politics

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