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 なにやら産経新聞のうさんくさい記事が出回っている様子。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090302/stt0903020008000-n1.htm
 これによると


「2月上旬、都内で開かれた民主党議員と支持者による会合。党代表、小沢一郎が発した言葉に会場は一瞬凍りついた。
 「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」
 日本人の人権と日本の主権を蹂躙(じゅうりん)した北朝鮮の犯罪をカネで決着させる−。あまりにもドライな小沢発言は、当然のごとく、箝口(かんこう)令が敷かれた。」


 と書いてあります。


 私は暢気に、2月上旬に都内で他の議員と支持者が混じる会合なんて小沢塾以外にあったのか、へえ小沢先生は活動的だなあ、それにしても小沢先生らしくないご発言だなあ、などと思っていたのですが、どうもこの記事での発言が小沢塾での発言だと匂わせたいのじゃないかという話を先ほど知人から聞かされ、愕然。


 い、いや、小沢塾ではそんな発言聞いてないから!
 っていうか、そもそも小沢塾に箝口令なんてあり得ないし(苦笑)


 小沢塾がどうも妙に曲解されている気がするのですが、小沢塾はあくまでも日本のリーダー養成のためにシンクタンク主任研究員クラス、あるいは大学院のメジャーな講師の方々の講義を受け、それに対して我々若者たちが議員の先生方と膝を交えながら深夜まで議論を交わすための私塾であって、別に政治家養成の変な思想団体でもなければ、民主党支援者団体でもなんでもないのです。
 こうした各界の未来のリーダーを育てる教育によって、政治家からだけでなく、日本の民間からの底上げを図るのが小沢塾最大の使命だという話は、塾の講義でも繰り返しされます。(まあ、私個人がそうした偉大なリーダーを目指せるかどうかはこの際横に置いておきましょう(^^;)
 実際、非民主党員の塾生も多く、中には民主党批判を行っている地方での対立候補まで在塾していたりもします。
 従って、そこで出た話は周囲にどんどん議論を広める事を推奨されこそすれ、決して箝口令などはあり得ないのです。(っていうか、非民主党員や対立候補に箝口令出したって効果あるわけ無いし(^^;)
 私が今回小沢塾関連の日記を書かなかったのも、遠慮やまずい話があったとかではなく、単に不況で仕事がメチャクチャに多忙で、挙げ句、Web雑誌記事なんて書き始めて締め切りに追われていたせいでして……


 そうそう。そういえば、小沢塾とメディアといえば、今回の小沢塾でせっかくの小沢塾長講義中に、講義室内で延々と携帯で長電話をしていた記者がメディア席に居たことを思い出しました。
 座席の与えられたメディア席前列でしたので、新聞記者の方だと思います。
 小沢塾長の高度な話で引き締まった室内に、その記者の方のノーテンキなバカでかい声が響くこと響くこと。大変に講義の邪魔で、しまいには塾生全員でにらみつけたものでした。
 今回の記事も、彼あたりが長電話で話を聞きそびれて適当に思いつきで書いた話で無いといいのですが……(笑)
 私も取材をする側の人間でもあるので、とにもかくにもああいう人間にだけはならないように気をつけねばと思った次第です。
2009-03-03_11:13-teduka::Politics

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