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ヨット、海に戻る

 GW中にほぼメンテを終えた愛艇”かるがもん”。
 今日は午前中にプロペラメンテ、その後クレーン釣りで船台に当たっていた部分を塗り……
 そして、無事に、船を水面に戻しました。

 クレーン釣りを正面から。
 ワイングラス型の船体は、100年以上前のニューポート・ロブスターボートを、1950年にヨット設計者ロバート・ビンガムが発見し、朽ちきったその船体たちから写したもの。
 アメリカ人の魂のボート、と呼ぶ人も多いのです。



 ロングキールが特徴的です。
 この、独特の流線型を復活させるために、必死にサンディングをしていたわけですね(^^;
 これがヤマハボートあたりのシンプルな曲面だったら、サンディングももっと適当でいいのですが。
 本業が3DCG屋なので、このあたりの立体造形は得意で、無傷の右舷側の形をそのまま頭の中で反転させて造形しています。パテ盛りし、削っては眺め、エポキシを塗って、削っては眺め……定規なんか使えないわけで、これが時間かかるんですよ(^^;
 左右の誤差は1,2ミリ程度のはずです。



 空中のFlickaを、おしり(トランザム方向)から。
 非常に美しい形状をしているのがはっきりわかります。
 キールの下ラインはあくまで水平に続き、しかし、船体はなだらかに上にまとまっているわけです。
 この形状によって、たった20ftのサイズで世界のどこの海にでも通用する、独特の安定性を生み出しているわけです。



 そして、定位置に戻ってきました。
 水面に映る姿こそ、ヨットの本来のものですよね。
 Flickaはそもそも陸置き保管・陸送用に造られた船なんで陸上の姿も本来の姿の一つ言えるのですが、それでも、ヨットの陸置きは邪道だと思うのですよ。


 そして、午後、軽く仕事のあと、家に帰ってプチ進水祝い。

 このあいだ、ナイフ作りの帰りに買った、フグの卵巣の糠漬けです。
 猛毒のフグの卵巣を超長期糠漬けで無毒化するんですから、人間の知恵は凄いですね。(完成までに、どれだけの犠牲を払った伝統食なのでしょう?)
 こいつをお茶漬けで食べたのですが、これが最高の味!


 舌がわずかにぴりぴりと痺れるので、あれ、と思って製造業者さんのホームページを調べたら5MU/g程度の毒があるそうです。
 MU、マウスユニット、ああ、懐かしい大学時代(^^;
 つまりこいつ一切れで、軽く5匹のネズミを殺せる毒と言うことです。
 ちなみに、人間を殺すためのMUは、軽く3000以上。(正確には、何らかの障害が出る可能性があるレベルで3000MU、生命に関わるレベルで10000MU程度とされています)
 普通のふぐ料理は10MUまで許可されているようですので、まあ、無毒と言っても良いレベル。


 ……それにしても、本当に美味い。
 強烈な塩気なので、食べ過ぎで血圧が上がってしまいそうです。
 どんなものかと自分用にしか買ってこなかったのですが、こんなに美味いならお土産用にもっと余分に買ってくれば良かったと、後悔することしきりです。
2008-05-07_23:21-teduka::Yacht

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