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 と言うわけで、実はGW中続いているヨットメンテナンス中編です。


 4月末にクレーンでつり上げ、日々サンディングと積層、そしてまたサンディング(^^;
 「おい、一体いつになったら船底塗装終わるんだよ」とか「相変わらず船底マニアなんだから〜」とか突っ込まれまくっていますが、いやいや、船底塗装はホンのおまけですから(^^;
 それもこれも、元々このフネを買ったときに付いていた船底の傷から入り込んだ水分が、外部水分の呼び水となって招いているオズモシス・ブリスター(FRP表面の浸透膜効果による水ぶくれと、それに伴う積層剥離)の治療のためです。
 オズモシスブリスターは、FRP船のガンと言われるだけあって、しつこいんですよね。
 でも、生き物のガン同様、早期にきちんと手当をすれば、必ず治る症状でもあります。
 実際、去年に比べて、だいぶ切削範囲が狭くなっています。



 去年あれだけ難儀した、船腹と舵の傷は、一切見られません。
 いやあ、幸せ幸せ。


 その代り、船内はえらいことに。

 ……ええっと、これは決してゴミ貯めでも浮浪者の家でもありません(^^;
 ヨットの中なんです。信じてください!
 工具とペンキで、もうメチャクチャです。
 作業のために外に出してみると驚きますが、よくこれが船内に収まっていたもんですよねえ。


 で、夕暮れと共にその日の工事が終わると、毎日こんな顔です。

 ……汚れはともかく、目がヤバイ感じですね。
 過労で、完全に死んでいますね、はい。


 取りあえず、周囲の方々と家族の助けで、切削作業と傷の補修、インタープロテクト(下地保護材)の塗りまでは終わりました。
 傷の補修は、ポリパテ→切削・平面出し→エポキシ1回目→切削・平面出し→エポキシ2回目→切削・平面出し→インタープロテクト、という手順です。
 明日は、バインダーを塗ったあと、船底塗装の予定です。
 いよいよ、フネを水面に返せます。
 いやあ、今回の工事も長かった……
 前の日記にも書きましたが、水面下の様子を知るためにも、自分でやるべき工事なんですが……


 来年は、全塗装塗り替えの予定なんですが、塗装剥ぎだけでも業者さんにお願いしようかと考えている、弱気な状態です(^^;
2008-05-05_01:50-teduka-C(0)::Yacht