SIGGRAPH突撃日記


■2005年08月02日(火)  道に迷う
 そして、迷子。
 時間を間違えて途方にくれている私です。

 今回は助手として、Rayちゃんがついていてくれるため、パンフレット配布や通訳、そしてこうした撮影で大変助かっています。
 高校時代からアメリカ留学をして、こちらの美大出身という才媛です。

■2005年08月02日(火)  そして食事
 今日の昼食はsushi。
 寿司ではありません、sushiです。
 寿司だと思って食べると酸味も包丁の切れも足りませんが、こういう食べ物だと思って食べるとそれは美味いものです。

 特に、カリフォルニアロールは、美味いですねえ。。。

■2005年08月02日(火)  nVidiaのブースは
 nVidiaのブースは、なんとテントでした。

■2005年08月02日(火)  エキシビジョンを仕切る帝国兵
 というわけで、エキシビジョンを仕切る帝国兵。
 ゲームコーナーで、我々群集どもを牛耳っていました。

■2005年08月02日(火)
 そしてついにSIGGRAPH付属のエキシビジョン(業者展示会)が開幕です。
 例年、日本では、これがSIGGRAPH本体だと誤って伝えられているほどの大規模なものでしたが、今年はかなり小規模。
 しかし、その分内容は濃いものになっていました。
 特にアニメスタジオの人材募集ブースの進出が目立ちます。
 うちもご多聞に漏れず、デモリールを押し付けまくってきました。

■2005年08月02日(火)  CGの現状
 続いて、sgiの方からCGの現状の問題点について解説がありました。
 以前と比べ、ボトルネックの位置が移動してきているとのこと。
 以前はリアルタイムレンダー部分の処理時間が問題であったが、そこは解決され、現在はデータをフィルタリングしてマッピングするまでに多くの処理時間を食われている、とのこと。確かに実感としてもそのとおり。レンダーが一度始まってしまえばたいした時間はかかりません。レンダーがデータ処理を終えるまでが大変なのです。
 グラフィックボードを変えれば済む話ではないので、この問題の解決には時間がかかりそうです。

■2005年08月02日(火)  softimage|XSI 5情報
 softimage|XSI もvar5にバージョンアップを果たしました。

 中でも目立つ新機能は、キャラクターフェイスロボット機能の搭載でしょうか?
 これは、キャラクターの顔の特徴点を入力することで、顔の表情を簡単に作り出すという優れもの。
 ただ、この機能、まだまだ未完成の感があります。理屈はわかるのですが、実用としてはどうかな、という感じを受けます。表情を作るために、softimage側の指定する形状にせざるを得ないので、人が人の形状をしていることが少ないCGの実制作ではほとんど使えないと思うのですよね。
 ただ、これはいわばCharacter Studioのバージョン1のようなもので、近い将来に機能が洗練され、CG制作に必須の機能になることは間違いないでしょう。

 また、一昨年のSIGGRAPHの論文の流行だった、マスダイナミクス(大量物理計算)の機能が搭載されたのも特徴です。
 XSI上でジェンガのゲームをプレイして見せて、笑いを取っていました(笑)

■2005年08月02日(火)  max8まとめ
 記事が壊れたので、maxざっとまとめます。


コントロール+リムーブ
 で、バーテックスごとエッジをリムーブ


標準ボーンの機能が強化された
 mixやアニメーション移植に対応。
 以前のキャラスタ並みになってきた。


maxスクリプトデバッガ
 ついにmaxスクリプトデバッガがついた
 スクリプトを執筆する段階で、変数に数字を入れた結果を見ることができる。

 9月の6日に例年のマックスユーザー会をやるので、ぜひ参加を!




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