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ゴーショー着

 ヨット用語で、「ゴーショー着」という言葉があります。
 これは何かというと、「Go Shore 着」つまり「陸に上がるための服」という意味。
 別に、お洒落な格好をしろという意味ではありません。「街に出ても後ろ指を指されない程度の服」という意味です。
 ……要するに、ヨットマンは昔っから汚いのが売りなんですね(^^;
 とはいえ、船で快適な格好と、陸で快適な格好があまりに違うというのも事実。
 特に冬は、もこもこの防寒インナーの上に、パリパリの防水アウターを羽織るのが一番である(というか、そうじゃないと低体温症で死ぬこともある)わけで、そんな格好と、陸での格好との間には、あまりに大きな隔たりがあったのです。
 かといって、陸に上がってすぐのへろへろの状態で着替えるのも面倒くさく、かくして、潮臭い、キッタナイ格好のまま近所のショッピングモールなどに繰り出すことになるわけですが、都内のマリーナあたりの環境ならともかく、横浜ベイサイドマリーナあたりのお洒落なエリアでは、雨合羽を羽織ったかのような自分の姿にはっと我に返って恥ずかしい思いをすることも多々あったわけです。
 また、社長業という仕事だと、話の勢いでお客さんを連れて急にヨットに行くなんて言うこともあるわけで、そういうときには、今度は、暑さ寒さに震えるお客さんをさておいて自分だけ着替えるわけにも行かず、一緒に震えるハメになるわけです(笑)
 それに、砂町水門では夢の島マリーナから来る荒くれボートの引き波が凄く、モロに数メートルの波をかぶることもあるため、チョイ乗りのつもりで下手をすると、ずぶ濡れになる事もあったわけでして。


 で、以前から思っていたのが、陸でも着られるお洒落なヨット着があればなあ、ということでした。
 別にそんな格好で本格的な荒天帆走をしようって言うのではありませんから、ちょっとしたスプレーを防げる程度の最低限の防水と、防寒、出来れば分離できるインナー等を備えた、チョイ乗り用のウェアがあればなあということ。
 で、先日ふらりと立ち寄った、豊洲ららぽーとのヘリーハンセンショップで、ありました!
 ヘリーハンセンの、ヒルケネスジャケットというのがそれです。
http://goldwinwebstore.jp/brand/ProductDetail.aspx?skuflg=1&sku=G0101646
 これは、ヘリーテックXPダイヤモンドタフタ製のボーティングジャケットに、光電子プリマロフト処理をしたダウン入りのインナーをセットしたもの。

 単なる街着ではなく、船に置いても合いますねー。



 参考までに、本物のヨット用レーシングジャケットはこんなかんじです。

 レーシングジャケットから、ごついゴムパーツと反射板を取っ払った感じですね。


 これで、寒い時期でも気楽に船に行けるようになります〜!
2008-11-21_10:33-teduka::Yacht

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