そもそもヨットってなんだろう?
ヨットとは、そもそもの英語の"Yacht"の意味では、遊びで使う船全般を指します。 アラブの石油王が持っているタンカーよりも大きな船も、ヨットといえるわけです。米語や日本語では、風の力で走る小型船舶のことです。
ヨットは、風力で走るのであって、風に吹かれて流されるわけではありません。だから、風上にも上がることが出来ます。(これをクローズホールドといいます)
実はこれ、飛行機が飛ぶのと同じ理屈なんです。
風に押されて動く船というよりも、帆を翼にして海中にキールを引っ掛けて海の上を飛んでいる、と考えた方がわかりやすいと思います。
波きり音以外に音も無く海上を滑るように進む様は、乗っていて大変な快感です。(とはいえ、自力で帆走は、まだまだ無理なのですが。。。)
クルーザーとヨット
また、よく、ヨットを買ったというと、クルーザーじゃないんだ、という人がいますが、私の船はヨットですがちゃんとしたクルーザーです。
クルーザーという言葉をモータークルーザー(エンジンで走る小型船舶)のことだと思っている人が多いことによる妙な問答なのですが、そもそも、クルーザーとは、宿泊が可能な居住設備の付いた船のことを言います。したがって、私の愛艇は、セーリングクルーザー(帆船のクルーザー)という扱いになります。
ちなみにYAMAHA-31EXでも、FM2タイプは近海以上の前検に通っており、設備さえ積めば、いつでも世界一周に旅立てる扱いになっています。もちろん、セールエリアの大きい快速艇ですので、外洋にさほど強いわけではないのですが・・・夢は広がりますよね。(実際、この船よりもワンサイズ小さいYAMAHA艇"YAMAHA-26CEX"で太平洋を渡っちゃった強者もいます)
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