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2008年1月

1/28(月) 01:47

 うちの会社は1月末決算。
 しかも、アニメもゲームも山ほど請けてしまっている状況。
 というわけで、社長の私は3月の決算完了まで休みが無くなります。

 で、最期の休みというわけで、色々と。

 まずは昼、かの有名なO号さんのいる船橋港に遊びに行ってきました。
 ただし北風がえらく強かったので、陸から行きました(私を根性無しと呼んでください、ええ(^^;)。

 本当に綺麗な港です。
 O号さんも、本当に素晴らしいお人柄でした。

 そのあとは、IKEAに。


 いやあ、楽しい! 次のビジネスツールは、ここで揃えたいですね。
 IKEAの中でもお気に入りなのが、ちょうどショウルーム半分の所にある峠の茶屋、もとい、フードコート。
 ここの、サーモンプディングとミートボールは最高!
 特に、ミートボールのジャムがいいですね。

 で、その後、夜はホームマリーナに。
 いやあ、落ち着きます。

 マリーナの張出しで気がつきましたが、そういえば、ボートショウが近いんですよね。
 去年はRYAを取りにいっていて参加できなかったので、今年こそは参加のつもりですが、仕事が忙しいのでどうなる事やら。


 で、家に帰って、愛犬ジンに、IKEA土産の巨大ドラゴンぬいぐるみをプレゼント。


 いやあ、26キロの犬よりもでかいぬいぐるみなんてめったにないので、まるで獅子舞のように大はしゃぎです。

 そんなこんなで、充分にリフレッシュは出来ました。
 後は書類の山、仕事の山と戦うだけです!


1/26(土) 03:05

 ブログ読者で刃物に詳しい方から突っ込みを頂きましたが、私の鉈がいかにも鉈らしい素朴なデザインなのは、”違法性がない形状”というものがあるからだそうです。
 主に伝統に則った広く使われている形状であれば問題ないそうで、だから包丁はあくまで包丁らしく、鉈はいかにも鉈らしいデザインなんですね。
 鍛冶職人って我々CGデザイナーに近い結構自由なイメージがありましたけど、なんだかんだと法律の枠内での仕事になるんですね。
 大変そうだ。

 ちなみに、今回の妻の包丁は三徳包丁(いわゆる万能包丁)、かるがもんの鉈は越前鉈というそうです。勉強になります。


1/26(土) 00:41

 ちなみに、刃物は、出来れば宅急便で現地に送るのが一番だそうです。
 なるほど、と納得しますよね。


1/26(土) 00:39

 ぶらりと海ほたるに寄ってきてみました。
 平日夜10時の海ほたるは、木更津方面、川崎方面合わせて一般車両3台という寂しさ。



 食堂で新しくはじめた佐世保バーガー(ダブルチーズ)は、なかなかのサイズです。

 ただし、味の方は、客が少ない中でも保存の利くものを工夫しているようで、ベーコンやらの出来合いのものの組み合わせでしたが。
 でも、サービスエリアで食えるハンバーガーとは思えないうまさでしたよ、ウン。

 で、今週の獲物。
 まずは、合羽橋で手に入れた包丁です。
 こいつは右手仕様なので、妻用。ダマスカス・V金防さび・手打仕上げ鍛造・穴押し(穴あき風に凹みがあるので切ったものがくっつかない)というもの。
 なんと、外国人に人気の包丁、たまに経済系ニュースにも出る、かの一刀斎虎徹です。


 その名に違わず、何でもかんでもすぱすぱ切れます。
 完熟トマトも、まったく力を入れずに刃を引いただけで包丁の重さで真っ二つに。何でもかんでも虎徹の錆です。(いや、ステンレスだから錆にすらならないか)

 ついでに、鉈も新調。
 こちらは以前海にヨットナイフをプレゼントした後、延々と探していたもの。主に魚解体と太いロープ切断用です。
 ヨット定番のフォールディングナイフでは力が入らないため、魚とか太いロープとか、とにかくでかくてぬるぬるするものを船上で切断する作業では危ない思いをすることも多々あり(まあ、それでナイフを海に落としたわけですが)、かといって、ホームセンターに売っている鉈だと、海ではあっという間に錆びてしまって使い物にならず。ダイバーズナイフなんてちゃちいものじゃ、刃を当てて上からハンマーで叩いただけですぐ欠けてしまうわけで。
 以前日記に書いたクロアナゴの時には、鉈がないばかりにえらく苦労をし、カジキマグロの解体の時も結局マリーナの鉈を借りてやっつけたんですよね。鉈は日本の海の必需品なのに潮に弱い、困りものであったわけです。
 で、見つけたのが、このV金10号製鉈。浅井丸勝作「渓流刀」。


 まあ、渓流刀っていう格好いいのは名ばかりで、見ての通り完全にただの小振りな鉈です。渓流用なんでステンレス製で、重みで転ばないようにえらく小さいわけで。
 ただし、名鍛冶浅井丸勝氏の手になるものだけあって、実用性は抜群です。柄も、実用性あふれる弦巻。重さも本体の軽さを補うようにトップヘビーバランスで、小ぶりの癖にまるで普通の鉈のようないい感じです。しかも、左利きに嬉しい両刃。
 もちろん、どこからどう見ても単なる鉈で、いわゆるサバイバルナイフのように気取ったナイフマニア好みのものではありませんが、代わりに、どんな魚でもばらせそうです。
 ただ、こんなものを気軽に持ち運べるはずもなく(こんなのを持って街中を歩いたら、それこそキチガイに刃物です)、船のアイテムを持ち出してキャンプにでも行かない限りほぼ海のそばに置きっぱなしになるものであるため、海の塩っ気にどこまで耐えられるのかは、未知数です。
 砥石や椿油も買ってきたので、メンテの準備は万全ですので、これで何とかするとしましょう。
 研ぎ方メモ↓
http://www.toyokuni.net/syuryou/togi.htm

 取りあえず、両方ともとてつもなくよく切れるものなので、慎重に、かつ大いに使えればと思っています。


 ちなみに、最期にメモ代わりの刃物の運搬・所持方法など。

 結構色々な方に読まれているブログなので非ヨットマン向けにもあえて書いておきますが、刃物を安易に持ち歩くのは、日本の法律で禁止されており、また、大変危険です。
 護身やファッションは正統な持ち運び理由となりません。また、友人や他人に見せびらかすために持ち運ぶのも当然、正当な理由にはなりません。
 あくまでも、店から家に持ち帰る最中や、釣りやキャンプ、ヨットなどのアウトドアスポーツに使っている最中やその道中などの実用目的に限って持ち運びが許可されるものです。
 また、私自身、マリーナの諸先輩やRYA(英国王立ヨット協会)などできっちりと刃物の使い方を習った上で使っております。
 他人の芝生は青く見えるものですが、私のブログで刃物を見たからといって安易な購入検討は避け、あくまでも、合理的必要性があるときにのみ、運搬・保管方法を充分勉強の上、購入・所持を検討してください。
 決して私やこのブログ及びその関係者では、刃物の購入・所持・運搬を勧めるものではありません。
 詳しくは、小型刃物の業界団体であるJKGのホームページなどを見てください。↓

http://www.jkg.jp/law.htm


1/22(火) 07:19

 ついに、サブプライムを切っ掛けとする米国発の世界同時株安ですね。
 ものはついでといわんばかりに、中国市場での銀行不安などの要因も噴出し、昨日のアジア市場が-5%以上、欧州市場が、一晩で-7%以上。
 昨日は米国市場がお休みなんで、スタート地点の米国にどう影響するかわかりませんが、なかなかに不安な週明けです。

 すでに、今年に入ってから、日本もあからさまな不況の様相を呈しています。ここでこの株安の影響が出ると、日本経済にとって致命的になる可能性があります。
 実生活にさらなる影響が出る前に、政治主導の有効な対策を施して欲しいものです。


1/19(土) 00:41

 久々に派手に転びました。
 専門学校で教えた帰りのこと。車に荷物を積み込み終えて振り返った瞬間、腰にぐきっと痛みが走って、一瞬硬直。
 腰の方は元々ギックリ腰持ちなので大したことはないのですが、痛みを恐れて体が固まったため、そのまま派手に前に転倒してしまいました。

 人間、パニックを起こしたときにはろくな事を考えないもので、スローモーションの視界の中『手だけは庇わないと、あの仕事やこの仕事に支障が!!』などと余計なことを思ってしまい、胸からモロに落ちるえらく半端な前受け身を取ってしまいました。(絵描きの習性で、無意識に手を庇う癖が付いているんですよね。ちゃんと自分で絵を描いている絵描きなら、手を痛める可能性のある行動は常日頃避けるように癖が付いているものなのですが、それにしてもこれはやり過ぎ(^^;)
 胸に迫ってくる地面の位置はちょうどコンクリートの段差だった所までは覚えているのですが、落ちた瞬間からしばらく後までを覚えていないくらいのかなりヤバイコケ方をして、そのまましばらく動けずにおりました。

 周囲の生徒さんたちに心配されましたが、しばらく後、なんとか座れるようになり、体を確認すると、服がずたずたに破けて、えらいことに。
 上着はコロンビアの山着、下はクイックシルバーのジーンズだったので、スキーやサーフボードのエッジでもなかなか破けないはずだったのですが。いやあ、ヤバイ落ち方をしたものです。
 ただ、服のダメージに比べ、体自体の痛みは、あまり大したことがありません。体中あちこち痛いのですが、服ほどのダメージがあるわけではないのです。
 妙だな、と思って服の中を探ってみると、原因判明。
 春に向け、本日下ろしたばかりの京扇子が、上着の胸ポケットの中で見事に潰れておりました。
 胸から落ちたので、ちょうどこいつにコンクリートの段差が当たって、ダメージが吸収されたんですね。
 ネット通販のオーダーメイドで作ってもらった結構良い扇子だったのでちょっとトホホですが、おかげで大した怪我もなく命拾いをしたようです。
 身の回りのモノに守られた、ちょっと高いお守り代になっちゃいましたが、我ながら相変わらず運だけは良いようです。


1/14(月) 20:03

 ちなみに、こういう制作サイドの事を書くと、「ヨット売れよ」とか「車売れよ」とかいう個人攻撃が出るのが、オタク産業の嫌なところです。
 私がそんな二束三文の物を売ったって、個人攻撃者の嫉妬心は晴れるかも知れませんが、業界は良くなりません。(そもそも、趣味のモノを手放してしまったら、それは好きなモノにはちゃんとお金を落としましょう、という私の主張に反する行為ですし)
 スタッフがちゃんと世間並みに給料を貰って、ちゃんと世間並みの労働時間で働けるようにならなければいけないんです。
 大体、10年間24時間会社を回し続けている経営者が要修理の中古のボロ船(しかも燃料費無料の風で走るヨット)や小型車しか持てないって、かなり問題ある業界だと思いません?
 そもそもそれだって、会社をはじめる前に貯めた貯金の残りと、妻の協力でようやく買えたものですし、そもそもうちの会社が昨年期黒字なのだって、ホームページだのサーバー設置だの専門学校コンサルだのCG教科書出版だの、オタク業種以外に手広く仕事をやって制作費を稼ぐために最低限の売り上げを上げているからに他なりません。
 アニメ・ゲーム専業でやっていたら、ヨットどころか、とうの昔に潰れていたと思います。(逆にいえば、アニメ・ゲーム制作にこだわってさえいなければ、今頃結構な金持ちなんですけどねえ。クリエイター稼業は因果なモノです(^^;)
 他社さんも似たようなもので、喫茶店をやっている会社さんやら建築パースをやっている会社さん、しまいには、力尽きてぱちんこ屋さんに買われてしまった会社さんまでありまして。
 専業で出来ないで、果たしてここを業界と呼べるのか、はなはだ疑問が多いところでもあります。


1/14(月) 11:48

 世間は休日でも、クリエイター稼業は休み無し。色々と自宅で企画書やシナリオなんかを書きつづっているわけです。
 世間が休みだと電話件数も激減するので、調べ物や資料あさりにも時間が取れるわけで、それはそれで貴重な時間でして。
 そんなこんなで珍しくネット検索などをしていると、あちこちで妙な資料や意見に出くわします。
 例えば、今週末出くわした、アニメ作品ごとに3DCGやデジタル映像スタッフの腕の差や経験やノウハウの差が出ている、という主張なんていうのは、制作現場の人間からしたら苦笑してしまう他無いものなのです。
 実のところ、評価が低かった作品も、比較対象として挙げられていた評価の高い作品も両方とも私の会社でかなりの部分を作っていたりして、まったく同一の弊社スタッフの中で一体どうやって経験の差を付けたものかと悩んでしまう訳ですが(笑)(私は基本的にネット資料を嫌うのですが、その理由は、こういういい加減な資料が大手を振っているところにあるのです(^^;)

 弊社内だけに限らず、そもそも日本のアニメの世界に、腕の差が出るほど多数のCG制作会社・デジタル映像会社があるわけもなく、アニメにはそんな市場規模もないのです。
 夕方の打ち合わせと、夜の別会社の別作品での打ち合わせで面子がほとんど変わらない事なんてしょっちゅうで、ただ立場が入れ替わっているだけ。エンドテロップに名前を出さずに制作していることも多いのでわかりにくいかも知れませんが、非常に限られた人数内で仕事を回しているのが実情なのです。
 毎度顔なじみの同じ面子が同じソフト(3DCGソフトなんて実質MAXとMAYAの2種類しかソフトがない。普通の2Dアニメソフトなんてレタス1種類しかない)で同じように作っているのですから、腕の差や経験の差なんて出しようもないのです。そりゃ、スタッフに新人が混じることもありますが、それをフォローしないほど冷たい業界ではありませんし、低クオリティのものを出して許される世界でもないので。
 違いがあるとすれば、監督による作風の違いと、何よりも、予算とスケジュールの違いが大きいのです。
 端的に言えば、低予算でスケジュールがタイトな作品は当然質もほどほどになり「腕が悪い・経験が足りない」と評価され、予算があってスケジュールに余裕のある作品は当然質が高まるため「腕が良い・経験豊富である」と評価されることになるようです。
 日本のCGクリエイターの腕前は総じて極めて高く、腕が悪い人間がのうのうと仕事を出来る環境ではない、ということも断言できます。
 これは、米国に行った日本のCGクリエイターの大半が中堅以上の評価で大活躍しているところからも明らかですし、米国のコンテストに日本のCGプロダクションが出品すると、ほぼ間違いなく何らかの賞を取れるところからも明らかです。
 予算さえあれば、そしてスケジュールさえあれば、素晴らしいものが作れるのが日本のアニメ屋なのです。
 無限の予算を、とは申しませんが、せめてハリウッドの半分の予算とスケジュールをもらえていれば、日本のアニメは本当に世界を席巻できるのになあ、などと夢想して止みません。

 しかし、日本のアニメに予算もスケジュールも無いのは、世界に悪名高い広告代理店制度などの制作構造的欠陥に制作費を吸われていると言うだけでなく、そもそも、日本語文化環境でのアニメやゲームの購買人数そのものが少ない、という致命的欠陥を持っている点があります。
 例えばアングロサクソン文化を理解する英語圏であれば、大体6億人の人口があるのに対し、日本語圏はたったの1億2千万人。5分の1の人口でしかありません。
 日米でイニシャルコスト(制作立ち上げの機材や材料費などのコスト)がほぼ同じであることを考えると、その粗利の差は、5倍では済まないのは明確です。それなのに、なんとか飯が食えているのですから、これは偏に制作スタッフ個人や制作会社側の企業努力の結果に他なりません。
 日本には熱心で強い購買力を持つ、ありがたいオタク層がいるから安心じゃないか、という声も聞こえてきそうですが、これも実際には過去の伝説になりつつあると言っていいと思います。

 日本国内でのオタクの人数は野村総研の一昨年の調査では172万人とされていますが、これは(広告を売るための「元気の良い」資料としては定番ですが)旅行やファッション、自動車、AV機器、果てはアイドル歌手のCDまで含む極めて広い解釈のものであって、実際にアニメ・ゲームに関心があって定期的に購買を行う(私のような(^^;)層は、この半数強前後と捕らえるのが正しいと言われています。つまり非オタクで興味のある層がいると考えて、ユーザー層を多めに見積もっても、100万人弱程度のアニメ・ゲーム人口であるわけです。
 しかも、アニメ・ゲームの売り上げを見る限り、毎年かなりの勢いで、オタク層が減っていることが推定されています。(正しくは、ニンテンドウDSの普及によってゲームそのものの販売数は一昨年から増えているのですが、これは、英語漬けや辞書ソフトなどの携帯辞書的用途を含むもので、まだ、オタク人口そのものの底上げにはなっていないのが実情です)
 オタク人口が激減している話をすると、コミケの人数が年々増えているじゃないか、昨年末なんて55万人だぞ、などという反論を受けるのですが、これは昼食などの出入りも含め、コミケ会場3日間全日の会場出入りを全てカウントしたものであり、実際、入場券代わりとなるコミケカタログの発行部数が公称11万部であるところを考えると、それより若干少ない10万人強程度の参加実数である事が予想されます。(そしてこの予想数字は、コミケにはオタクの1割前後が参加すると言われているため、おそらく適切な数字と思われます)
 そして、一切制作側の利益とならない同人誌はもちろん、漫画や雑誌、書籍、ゲーム機本体などのむしろ制作側の持ち出しになるようなジャンルを除いて考えたとき、制作側の利益になる、アニメDVDやグッズ、ゲームソフトや周辺展開物に対して、100万人ほどの人間がどれほどの経済的貢献が出来るのでしょうか?
 一人年間1万円ほどソフト本体やグッズを買っていただいたとしても、100億円でしかない小さい小さい基礎市場なのです。
 妙な話ですが、同人誌を買うお金があるのでしたら、その分、制作費に直結するソフトウェア本体やDVD、著作権マーク付きのグッズを購入してもらえると、非常に助かるのです。(同人誌の存在を否定をするわけではないのですが、普段我々よりもはるかに高給を貰っている一般企業所属の方々が、我々の著作物を利用して趣味で作られたもので利益を上げているのを見ると、何とも複雑な思いに駆られます)
 また、同人誌などに興味の無い一般層への作品浸透や一般層への印象なども充分に考えた上での余裕ある作品応援をしていただけると、非常にありがたいのです。(要するに、いわゆる祭り現象や過激なファン活動などで一般人が引いてしまうと……ということです(^^;)

 制作サイドとしても、各社において、世界展開可能な作品作りや複数言語対応などは逐次進めていっているのですが、やはり、ベース市場である日本市場の支えなくして、作品作りはあり得ないのです。
 もちろんユーザーサイドからの批判は甘んじて受けますし、タイトなスケジュールと少ない予算を承知で仕事を受けてしまった以上、そうした批判に反論するつもりも毛頭ないのですが、アニメ制作現場にはこうした実情があり、しかも年々国内売り上げが減少している、という事実だけは、是非とも知って置いて欲しいと考えます。
 その上で、日本国産のアニメやゲームが好きなあなたが日本国産のアニメやゲーム制作の継続のために一体何が出来るのかを頭の片隅にほんのちょっとでも考えていただけると、非常に嬉しく思います。


1/8(火) 10:03

 正月の最期の仕上げは、昔の草の根BBS時代の仲間と、ドジョウを食べにいきました。
 まずは雷門をくぐって、浅草寺で初詣。


 おおとり神社&氷川神社、クリスマスミサ、浅草寺と、これで3宗教を制覇です。
 ついでに鳥居をくぐって浅草神社にも参拝。正月名物猿回しをやっていました。小猿がカワイイ!



 そのあとは、花屋敷に。

 小さい遊園地ですよねえ。
 いやあ、この脱力感がたまりません。

 そして最期に、飯田屋のどぜう!
 最高です!


 特にナマズがうまい!!

 締めに、上野駅のバーで飲んで、今年の松の内は終わりました。
 今年も良い一年になりそうです!


1/3(木) 21:37

 いよいよ三が日も最終日、1/3編です。

 まずは、花水木の3000円の福袋。
 花水木は、高級茶葉で知られるマリナ・ド・ブルボン日本店舗の中価格路線ショップで、マリナ・ド・ブルボン日本店舗共々、DVDやCDのプレス業者として業界では有名な三研メディアプロダクト株式会社さんの100%子会社。
 お茶マニアの社長さん一族が経営している趣味系の店と言うことで、ええと、どこかで聞いたようなお話に、なぜか親近感の持てる店です(笑)

 内容は、HISTOIRE,OCTOBRE,COTE DAZUR,MAHAGASTOTTE,Honey Strawberry,Caribic Sun,Uvaの7つの茶葉が、それぞれ50gずつ。
 実験作と定番茶葉の組み合わせという、往年のレピシェを思わせる、非常に好感の持てる詰め合わせです。
 品質は、なにしろ花水木さんですから、間違いなし。
 この福袋は、会社用と自分用に、一つずつ購入しました。


 その他に購入したのが、輸入食品店ペックさんの福袋。同じく3000円。

 アフタヌーンティーと、コーヒー、ドレッシングに、定番のツナパスタソースが付いて、このお値段です。
 いやあ、食卓が潤うラインナップですよね。

 これにて三が日はおしまい。
 会社にも顔を出したりしてなんだか休んだ気もしませんが、まあ、それもこの業界の定番でしょう(^^;
 明日は仕事初め。今年も気合いを入れて頑張ります!


1/3(木) 01:14

 ちなみに聞いた話ですが、有名お茶店マリアージュフレールの福袋は、レピシェ福袋亡き(といっても過言ではない)今、原始共産主義的お茶交換派おばさま・お姉様のあいだでは、主戦場と目されているそうです。
 もちろん、転売一味も大暗躍しているようで、明日も福袋の販売があるというのに、すでにオークションでは3倍近い値が付いているそうです。

 コミケで食っていると公言するプロ同人の類もそうですが、そういう他人の善意に甘えた”自称商売”って、個人的には非常に見苦しいと思うのですが。
 同人誌も福袋も、他人の商売の軒先を借りている以上、あくまでも物々交換の範囲内であるべきでしょう。


1/3(木) 00:21

 今年の紅茶福袋は、フォートナム&メイソンの福袋に決定。
 親戚廻りを済ませ、会社に顔を出した後、日本橋三越まで行ってきました。

 到着が夕方遅かったためすでに3000円のものしかありませんでしたが、今年の5000円の福袋に入っていたジャムはどうやらブルーベリージャムだったようで、F&Mのイギリス特有の苦いマーマレードが好みの私としては、3000円の奴で充分でした。



 ちなみに、中身は、ティーバック2つと、ティーバックアソートが一つ、それに、ロイヤルブレンドの茶葉が一缶。
 充分に満足できる内容です。

 また、個別に、新作のジャム、シャンパン入りマーマレードも購入。

 ウィスキー入り、コニャック入りに続くアルコール系ジャムで、車の運転前には食べられないほどの大人の味わいが特徴。
 当然ですがお酒にとても合うので、夜のおつまみに、カナッペにすると最高なんですよ。
 その後、妻と二人、アフタヌーンティーをしてから帰宅しました。

 ちなみに、報道されているとおり、デパートの福袋はものすごい勢いで売れたそうですが、どうも、ほとんどが福袋のみの一見さんで、酷いのになるとあからさまに転売目的で複数買いする人も多かったそうです。
 世界でも珍しいペニンシュラの福袋なんて、リピーターに買い占められて(たぶん初めて見る方たちだけど、当日だけで充分にリピーターの方、だそうです(^^;)、500個用意して1時間も持たなかったそうで。
 売る手間を考えたら、そこまでして転売しても、自分の分の人件費もろくに出ないだろうに、と思うのですが……。でも、そうも言っていられないくらいの不況なんでしょうね。
 どこの店員さんに聞いても、実際のところの人出は初売りにしては例年よりもちょっと少ないかな、という状況だそうです。
 確実に、原油高と物価上昇の悪影響は出始めていますね。

 そういえば、ミスタードーナッツの福袋もえらく準備数が少なかったそうで、買えませんでした。
 普段もらえる景品がスクラッチ式から固定ポイント制に変わったからだそうですが、不景気を感じざるを得ません。


1/1(火) 23:58

 元日は、初詣も兼ねてちょっと実家に帰っていました。
 久々に帰りましたが、片田舎の岩槻にも、ついにマンション併設のショッピングモールが建設中だそうです。
 駅から8分の好立地ですが、岩槻から都内に通うのはなかなか困難なんですよね。私も、会社設立からしばらく後、終電に間に合わず会社に3ヶ月以上泊まり込むハメになって、結局都内に引っ越した経緯があります。
 ただ、大宮、春日部、浦和あたりに通うには最高の立地になるので、その辺がターゲットなのでしょうか。

 初詣は、氷川神社へ。
 クリスマスはミサで祝福を受け、正月は鳥居をくぐって初詣と言うのが典型的日本人の姿というもので(^^;
 さて。
 氷川さんは、おみくじが面白いのです。古事記などの素戔嗚尊の逸話などから取られた言葉が書かれていて、しかもこれが、極めて良く当たる。
 私も妻も、極めて的確なアドバイスのおみくじを引き、読みふけりました。
 氷川さんに祭られている素戔嗚尊は、うちの一族の先祖に当たる建御名方神の親神、大国主神の父なので見知った神の小社も境内にあり、個人的な親しみもありますし、また、この参道のクレープ屋には以前から通っているので、すでにすっかり知り合い状態で、これもまた楽しいところです。

 福袋の戦果ですが、狙っていた茶語の中国茶福袋はすでに完売。
 帰りがけに買ったタカキューの福袋も、見事にはずれ気味でした。
 明日以降に期待!

 全般に、どこも人出が少ない印象でした。
 天気がよい日なのに、氷川さんにも10分程度並んだだけで入れてしまいました。
 人がいたとしても着飾っている方は少数で、非常に地味な空気。
 店も、スーパーなどの生活店舗は開いているんですが、去年まで元日営業をしていたデパートや駅ビル店舗などの店は、その多くが閉まってしまっています。

 こんな風景は、森政権直後以来です。
 あのころは、大宮の街がシャッター街になってしまっていて、正月営業どころの話ではありませんでした。
 自公合体政権による日本の生活レベルの低下は、ついに、正月にお金を使う余裕すらも奪いつつあるのでしょうか。
 非常に不安感のある正月です。

 ちなみに今年のおせちは、しゃぶしゃぶチェーン店の”木曽路”さんのもの。
 見た目はやや地味ですが、かなり美味しく、工夫もあり、素晴らしいものでした。



1/1(火) 00:05

 あけましておめでとうございます。
 本年も、よろしくおねがいいたします!

 今年は、公私共に努力を積み上げる年としたいと考えています。
 さまざま御迷惑をおかけすることと思いますが、なにとぞ皆さんのお力をお貸しいただけますと幸いです。


PerlDiary S Ver.1.02