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 先の衆院選での圧勝を受け、ようやく船出した民主党鳩山政権ですが、まだまだ前途は多難のようです。


 まず騒がれているのが、記者会見が結局官僚主導で行われ、大変遺憾にして、初日の会見は従来通りの記者クラブ主導の制限会見であったことです。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090916/204933/
 この記者クラブは、官僚利権を守る最後の防波堤ともいわれ、日本特有の官僚主導のメディア報道の根幹を成す悪しきシステムであり、そのため、鳩山民主党は従前から、この記者クラブ制度を廃する旨、従前から繰り返して公言をしてきておりました。
 しかしながら、初日の会見は、従来ながらの記者クラブ主導会見に、多少の雑誌社や外国記者を混ぜただけという官僚特有のお手盛り方式であたかも解放されたかのような演出だけがなされたものでした。これでは本質である官報癒着は温存されたままであり、身内の贔屓目に見ても、遺憾にして初日の会見はまだまだ公約違反状態であると言わざるを得ません。
 また、西松問題での国策捜査についても前言を撤回する場面があり、これについても官僚への必要以上の配慮を感じさせ、非常に不安感を抱かせるものでした。


 もちろん、自公政権から鳩山民主党政権に切り替わったのは昨日の午後からのことであり、初日からの会見方法の切り替えは困難を極めたことが予想されます。まだ大臣も任命されていない状況でもあり、こういう状態になることはごく自然であるとも言えます。
 しかし、この件に対して私自身も民主党に縁がある人間として今朝から多方面のお叱りを受けましたが、どんな理由があるにせよ、まだ公的な約束を守れていないことは厳然たる事実です。
 我々改革者に言い訳は無用。
 即断実行で大至急有効な手を打って、この状態を打破し、公的な約束を守ってゆく手だてを考える必要があるのではないでしょうか?
 この程度の癒着も短期間ではね除けられないようでは、今回の政権交代による官僚主導政治の打破など夢のまた夢というお叱りはごもっともです。
 しかしもちろん、私は、民主党なら鳩山総理ならば、必ずや近々の内にそれが出来ると、強く確信しております。
 政権交代による官僚主導政治の打破にはどうしても時間がかかります。
 国民の一致団結で、政治を取り戻そうではありませんか!
2009-09-17_11:00-teduka-C(0)::Politics