
今回のSIGGRAPHの舞台であるサンアントニオは、とにかく遠い。
従って日本からの移動手段も限られてくるわけです。
寄り道を考えない限り、コンチネンタル航空でヒューストン経由で行くか、ノースウェスト航空で行くかくらいしかない。もちろん、そんな状況だから、飛行機の本数もたかが知れている。
・・・というわけで、7月19日のコンチネンタル航空6便ヒューストン行きには、待ち合わせもしていないというのに、デジハリの講師の方々など、日ごろから見慣れた人々が集まってしまう結果となりました。
今年は仕事が多忙のためまったくの準備不足で、不安感いっぱいのスタートだったのだけれども、なんか、すっかりいつものノリに。
ちなみに今は、飛行機の中。
VAIO-U1は、エコノミークラスの狭い座席でも難なく使えるのがありがたいところ。
ちなみに去年は、ノートパソコンを使わなければならない事情と、時期がお盆時期だったため格安航空券と値段の差がなかったことから、シンガポール航空のビジネスクラスを使う羽目になったのだけど・・・。その分稼ぐのがなかなか大変でした。
ううん、でもやっぱりエコノミーは狭いものは狭い。
会社の経営者としては、経費が安く上がるのはうれしいのだけれど、実際に仕事にゆく側の立場から見ると、少々寂しい。仕事で出張する際の最大の問題であるラウンジはクレジットカードやらFSPやらで色々と使えるので、無理してビジネスクラスである必然性はないのだけど・・・(CG屋の悲しさで一人旅の上に大荷物になるので、ラウンジがないとトイレにも行けないのです)。でも、やっぱりビジネスクラスが懐かしい。
もっとも、コンチネンタル航空のアテンダントのお兄さんが親切で、かなり助かっています。新聞や、PC電源、通信の準備まで手伝ってくださいました。冗談半分で、ビジネスクラス並みの対応です、なんて言っていましたが、いや、ほんと、すごいサービス。エコノミー席でもコンピュータの電源が用意されていて、至れり尽くせり。帰りの便ではアダプターを買って、早速実験してみよう!
さて、気を取り直して、機内で機材の機能テストをかねて、PC-101Kのナイトショットでパチリ。赤外線で見ると、自分の顔が別人に見えますね。
<<あまりに不気味な写真が取れたため、掲載を遠慮します(笑)>>
あと、メモリースティックがバッテリーを馬鹿食いすることも判明。うっかり挿しっぱなしにしたせいで、本日1本目のバッテリーは空同然。気をつけなければ・・・
ちなみに、毎年のSIGGRAPH渡航費をどう捻出するか、というのは、独立系のCG屋共通の悩みのようです。皆さん、研修扱いにして経費にしたり、取材をかねて少しでもコストを抑えたりと、いろいろと工夫をしていらっしゃいます。
昨今のCG屋の平均年収は、それなりに名前が出ている人たちでも、まあせいぜいがサラリーマン並み。そう考えてもらえれば、なかなか大変なことがわかってもらえるのではないでしょうか?