日本にはサンアントニオを紹介した本が無いと書きましたが、訂正します。
　出発直前になって、見つけました、ありました！

　その名も「地球の歩き方-アメリカの魅力的な町-」！！
　数ページですが、ちゃんと書いてありました！！

　いや、安心安心。
　実はサンアントニオって、かの有名な核戦争小説「ウォー・デイ」の舞台としてくらいしか、知らなかったんですよね。

　知らない人もいらっしゃると思いますので自己紹介を。
　私は手塚一佳（てづかかずよし）と申します。
　職業は、CG系映像屋。最近ではマンガの原作などもやっていますが、基本的にはCGやデジタル映像の制作・ディレクションが主な仕事です。
　肩書きは、（有）アイラ・ラボラトリ代表取締役社長。その傍らで、ライターの真似事や講師などもやっています。いわゆる典型的なCG屋ですね。
　得意ジャンルは3DCGと、映像演出。得意な3Dツールは3ds max、映像編集にはDV-Rex＆Premiere＆AfterEffectsを使っているという、コストパフォーマンス重視のスタンスです。

　ちなみに写真は去年のSIGGRAPHのもの。右にいるのが私です。
　左にいるおじさんは・・・偶然お会いしたシド・ミード氏ですね(^^;
　ちなみに写真を撮ってくれたのは、私が講師をしている学校の先輩講師である、ふかのあきお先生。
　今思うに、なかなか豪華な一枚です。

　いよいよCGの祭典SIGGRAPH大会まで後数日！
　今年のSIGGRAPH大会は米国テキサス州はサンアントニオで開催されます。しかしこのサンアントニオという街、日本人にはあまりになじみが無い街なのです。それもそのはず、飛行機の直行便が無い上に、なんと、この街のことが載っているガイドブックすらない・・・
　かの有名な地球の歩き方シリーズにすら、ほとんど記載が無いような街なのです。
　と、なると、当然のように私の周囲でも「ちょっと今年は遠すぎて・・・」という方が続出。普段であれば、絶対に行って、リアルタイムの情報をつかみたい人たちまでもが行きづらい状況になってしまっています。
　そこで、せっかく文章の書ける人間が現地に行くことですし、SIGGRAPHでの取材日記を掲載しようかと考えています。

　もちろん、途中で挫折してしまうかもしれませんが・・・
　精一杯、生の情報を載せてゆきますので、よろしくお願いいたします。

　ちなみにトップのグラフィックは、今回の相棒、VAIO-U1です。
　こいつで、メールのやり取りや記事執筆から始まって、ビデオ編集から果ては3ds maxの操作までも（！）強行する予定です。もちろんこの記事もこいつで打って行きます。